BLOG

白州2

2011年12月10日

みなさん、12月も中盤に差し掛かってきました。しっかり飲んでますかっ(笑)?

さて、前回のブログではサントリー白州蒸留所に訪ねたことからウイスキーの造られ方について写真と一緒にアップさせていただいておりました。

発酵という工程まで書いていたのですが、今日はその続きです。

発酵した状態はいわばビールです。そう簡単にいうとビールを蒸留したものがウイスキーとなるのです(ちなみに白州で写真を撮る時、現地のスタッフの方はハイチーズの代わりに「1、2、3、ハイっ、ウイスキー↗」って言ってくれます。カワイイ♡)

ビールといっても、目的が違うので美味しくないですよ(きっと)。

そして蒸留に移る訳ですが、ウイスキーと言えばコレ↓

白州2

そう蒸留器、ポットスチルです。銅でできています。現地でみると圧巻です。芸術作品です。写真は日本製のポットスチルで、打ち出し式で造ってあるそうです。外国産のものはもちろんバラバラになったものを組み立てないといけません。「日本の技術ってすごいと思いますよ」と製造担当の方が言っておられ、なぜか私まで現場で勇気がでちゃいました。

水と違ってアルコールは沸点が低い、その原理を利用して高いアルコール液(ウイスキーの原酒)を採取するのです。確か、この原酒をニューポットというんですよね?象印とは違いますよ。

このポットスチルの形によってとれる原酒の味わいも様々にかわるのです。それゆえにいろいろな形の蒸留器があるんですね。熱は蒸留器の下に自火をあてる方法です。

白州2

それから貯蔵に移ります。蒸留器から出来たての原種は、透明なんですよ。んじゃ、あの琥珀色は???

原酒に移った樽の色がウイスキーの色となります。酸化と還元を繰り返しながら樽の中でウイスキーは眠り続けますが、その間に熟成という成長があります。これがウイスキーのもっとも大切で特徴的な工程のひとつであります。

樽の種類も味わいを造り出すために数種類ありますし、最近では樽材違いウイスキーも生産されています。

我々はどこかで出来ているものは味が均一であるのが当たり前と思っているのですが、自然物を利用し、人の手を介し造られたウイスキーは一樽一樽異なった味わいを醸し出すことになります。

ここ白州でも工程途中から最終的に味わいを判断するのは「人の舌」といっておられました。

ブレンダー、テイスターというと聞こえはいいですが、実際には毎日毎日試飲があり、結構な集中力がいること。それに伴い、毎日同じ体の状態をつくる必要があり、不摂生ができないのはもとより、あるテイスターさんは出勤日の昼ごはんは一年中「天ぷらうどん」であったなどという裏話しも聞かせていただきました。

白州2

そうして要約、ウイスキーという製品となるのです。ご存知の通り、ウイスキーになるには最短でも5年程度はかかり、シングルモルトなどは10年や12年たってから製品となっているものがたくさんあります。

白州蒸留所では「白州」「山崎」「マッカラン」「ボウモア」「ラフロイグ」をまずテイスティングしました。

知っているつもりではいたものの、こうして工程を見学してから味わいをきくことは本当に楽しいものです。また、自分がこのような物語をもった商品に囲まれて仕事ができることの幸福感を再認識しました。

白州2
白州2
01903

過去の記事

カレンダー

4月 2019年05月 6月
2829301 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 1

プロフィール

【配信メディア】
FACEBOOK http://www.facebook.com/profile.php?id=100002089151626